これまでの記録

MONO第51回公演『御菓子司 亀屋権太楼』

江戸時代から続いてきたらしい和菓子屋「亀屋権太楼」が、経歴の捏造に端を発した騒ぎで存続の危機に立たされる。
新しい社長は評判の人格者。彼なら道を誤らないはずだ。
店、家族、そこに関わる人たちの10年間。

場所も時間もとばしながら、視点を変えて人々の営みを俯瞰するMONOの新たな試み。
善人と悪人の境界線はどこにあるんだろう? 
私たちは誰に味方すればいいのだろうか?

作品について

物語などを読んでいると、悪かった人が事件をきっかけに善人になったりする。
また、別の話では仲間だった人が裏切って最後は敵になったりもする。
仲の良かった兄弟が憎しみあったり、あんなに優しかった人が非道になったり。
そんな時、当人はどんなことを思っているんだろう。
そもそも人の性格とは変わるものなのか、それとも相手との関係が変化するだけなのか。

今回の話の舞台は「亀屋権太楼」。
江戸時代から続く老舗和菓子屋らしい。当時から食べられていた繊細なお菓子を今でも作り続けている。
働く人はプライドを持ち、お客さんも褒めてくれている。
しかし状況が変化すると途端に全ては変わってしまう。
ある和菓子屋の歴史を俯瞰して、人々の営みを見つめる……そんな話です。
土田英生(ウェブサイト公演ページより)

舞台写真

  • キャプション
    撮影:井上嘉和
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    撮影:井上嘉和
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    撮影:井上嘉和
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    撮影:井上嘉和
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    撮影:井上嘉和
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    撮影:井上嘉和

上演記録

大 阪|扇町ミュージアムキューブ CUBE012024年2月22日(木)―2月26日(月)
東 京|ザ・スズナリ 2024年3月1日(金)―3月10日(日)
北九州|J:COM北九州芸術劇場 小劇場 2024年3月16日(土)-3月17日(日)
上 田|サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター) 大スタジオ 2024年3月23日(土)-3月24日日)

舞台美術|柴田隆弘 照明|吉本有輝子(真昼) 照明操作|池辺 茜 岩元さやか 音楽|園田容子 
音響|堂岡俊弘 衣裳|清川敦子 演出助手|neco(劇団三毛猫座) 
演出部|白坂奈緒子 習田歩未 舞台監督|青野守浩
イラスト|望月梨絵 宣伝美術|西山榮一(PROPELLER.) 制作|垣脇純子 豊山佳美
協力|キューブ リコモーション radio mono
企画・製作|キューカンバー

大阪・東京・北九州公演主催|キューカンバー
上田公演主催|上田市(上田市交流文化芸術センター)/上田市教育委員会 

北九州公演提携|北九州芸術劇場[北九州公演]

東京公演制作協力|サンライズプロモーション東京

大阪・東京・北九州公演助成|文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))/ 独立行政法人日本芸術文化振興会
大阪公演助成|大阪市
上田公演助成|文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化) / 独立行政法人日本芸術文化振興会