これまでの記録
MONO第48回公演『アユタヤ』
軽き心持で意見を述べたら皆から騒がれ
依怙地になったら戻れなくなった
大勢が迫ってくる 逃げろ逃げろ、ゆうとぴあに駆け込め
17世紀前半のシャムロ(現在のタイ)、王室のあったアユチヤ(アユタヤ)郊外に「日本人町」があった。
様々な理由から祖国を離れ暮らす人々。
しかし、そこからも逃れて肩を寄せ合う人たちがいた。
全ての群衆から離れて安息の場所を求めるのだ。辛辣な時代に「一瞬の夢」がみたい。
時代劇なのに現代劇。MONOが描く、ありふれたユートピア喜劇。
作品について
前作『その鉄塔に男たちはいるという+』の本番中、コロナの感染拡大が始まりました。なんとか公演は終えたものの、多くの皆様が劇場に来られない事態にもなりました。そしていまだこの状況の終わりは見えておりません。
私自身の価値観も揺さぶられ、現在は皆が前を向けるエンターティメントを創りたいという猛烈な思いにかられています。次回公演を行うか否か、その選択に関しても悩ましいところはありますが、こんな状況だからこそ思い切った作品を見ていただこうと決意しました。
タイトルは『アユタヤ』。江戸時代の初期、タイにあった日本人街の外れを舞台にした私たちなりのユートピア喜劇をお届けしたいと考えています。
土田英生(『アユタヤ』プレスリリースより)
舞台写真
動画データ
DVD キューカンバーショップにて販売中
上演記録
大 阪| ABCホール
2021年 2月17日(水) - 2月21日(日)
広 島| JMSアステールプラザ 多目的スタジオ アステールプラザ芸術劇場シリーズ【リージョナルセレクション】
2021年 2月26日(金) ー2月27日(土)
東 京|あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) 2020/2021 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ
2021年 3月2日(火) -3月7日(日)
作・演出|土田英生
出演|水沼 健 奥村泰彦 尾方宣久 金替康博 土田英生 石丸奈菜美 高橋明日香 立川 茜 渡辺啓太
作・演出|土田英生
舞台美術|柴田隆弘 照明|吉本有輝子(真昼) 音響|堂岡俊弘 衣裳|大野知英
演出助手|鎌江文子 演出部|習田歩未 舞台監督|青野守浩
イラスト|川崎タカオ 宣伝美術|西山榮一・大塚美枝(PROPELLER.)
制作|垣脇純子 池田みのり 谷口静栄
京都芸術センター制作支援事業
主催|キューカンバー
広島公演共催|公益財団法人広島市文化財団 アステールプラザ
東京公演共催|公益財団法人としま未来文化財団(あうるすぽっと)
東京公演制作協力|サンライズプロモーション東京
助成|文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)/ 独立行政法人日本芸術文化振興会
企画・製作|キューカンバー