mono x mono
公演情報 ニュース メンバー紹介 これまでの記録 mono x mono リンク 掲示板
素人ならではのぬるいメス捌きで、スポーツのあれこれの表面をうすく、浅く、だらだらと
うろ覚えの知識やソースの怪しい資料などを援用しつつ、切り裂いていきます。
この秋スポーツ界において最大の注目を浴びそうなもののひとつが京都競馬場で行われる第66回菊花賞(GT 3000m)であることは間違いない。ここでシンボリルドルフ以来20年ぶり二頭目の無敗の三冠馬が誕生するかもしれないからだ。私がこの馬をはじめてテレビで見たのは二戦目の若駒ステークスというレースでうわさ以上のぶっちぎりで、わたしはおもわず「これは十年に一頭出るか出ないかの馬ですよ。」と、いつものフレーズを口にしたのだった。というようなことで、今日の研究はつまりこれだ。この、(私のようなものが使う)素人見解における比ゆの確からしさを、徹底した数量化のもとに分析してみようと思ったしだいなのだ。
# 003
研究項目:私
研究資料:競馬
研究目的: 素人見解における比ゆの確からしさ


さてここで、私が十年に一頭の馬と断定してはばからなかった競走馬が 1990年以降で何頭いたか思い出してみることにした。ふるい順からあげていくと以下のとおりだ。

メジロマックイーン
トウカイテイオー
ダンスインザダーク
エアグルーブ
タイキシャトル
グラスワンダー
テイエムオペラオー
アグネスタキオン
クロフネ
ファインモーション
キングカメハメハ
ディープインパクト

やはりまずい。12頭もいる。一年に0.8頭の出現率だ。この数値を元に修正して言い直すとするなら、これから私はつまり「すごい馬が出てきたよ、あれは一年に0.8頭出るか出ないかの馬だよ」と人に伝えなければいけない。そうすると「へえ・・・、すごいの、それ?」といわれるのが目に見えるようだ。しかも1996年以降の十年に限って言えば、きっちり十頭いる。つまり私の比ゆの信憑性は話半分どころか、10%程度だということがわかる。これを応用すれば、たとえば、地面にひざをつき涙を流しながら「この水沼、一生の不覚」とつぶやいている私の姿を目にされた方は、「なるほど、ここ3、4年で一番の失敗をしたのだな。」と思っていただくのが適当だ。同様に私のいう「黒澤のほら、なんとか三百に出ていた三十船とか言うひと…」はおそらく“椿三十郎”にでていた三船敏郎のことであり、「小一時間待ちました。」はだいたい五分ぐらい待ったようだとあると理解してよい。こう考えてみると、なんか生きていく自信というものを失っていくな。まあでも、こんな感じで370年も生きてきたのだし、何とかなるのかも知れぬ。


■分析結果■

素人の比ゆの確からしさは信憑性にかける傾向はあるが、たいした問題ではないようだ。


since 2000.5.18 / Copyright ©2000-2004 Cucumber Co., Ltd. All rights reserved
MONO TOP MONO TOP
 
MONO TOP